結論:複数プロジェクトでは、①案件一覧、②直近期限、③担当者、④自分のタスク、⑤個別ガント、の5つの視点を分けて持つと全体を追いやすくなります。

なぜ個別ガントだけでは見失いやすいのか

一つのプロジェクトだけなら、そのガントを開けば全体を把握できます。しかし5件、10件と増えると、各プロジェクトを順番に開くだけで確認作業が増えます。

複数案件の進捗を横断して見る機能は、多くのプロジェクト管理製品でも独立した管理テーマとして扱われています。

最初に案件一覧を作る

項目見る目的
プロジェクト名何の案件か
全体期限どれが先に終わるか
進捗大まかな現在状態
期限超過すでに問題が出ている案件
担当者誰へ作業が集中しているか

一覧の役割は、すべてのタスクを表示することではなく「どのプロジェクトを詳しく見るべきか」を判断することです。

直近の期限を横断して見る

次に、プロジェクト単位ではなく「今後7日」「今月」などの時間軸で期限を確認します。案件A、案件B、案件Cの期限を一つの視点で見ることで、優先順位を決めやすくなります。

担当者ごとに見る

個別プロジェクトでは問題がなくても、同じ人が複数案件で同時期に担当していると、全体として負荷が集中することがあります。

見る単位:「プロジェクトごとの担当」と「担当者から見た複数プロジェクト」を両方向から確認できると、案件単体だけでは見えない重なりを把握しやすくなります。

自分の担当タスクを横断して見る

担当者にとっては、プロジェクトを一つずつ開くより「自分が担当している未完了タスク」をまとめて見られる方が、日々の実行順を決めやすいことがあります。

全体と個別を分ける

複数プロジェクト管理で重要なのは、一画面にすべてを詰め込むことではありません。

  • 全体画面:案件数、期限、遅れ、担当、自分のタスクを見る
  • 個別画面:そのプロジェクトのタスク・期間・進捗をガントで詳しく見る

異常があるプロジェクトだけ個別へ掘り下げる構造にすると、毎回すべてを読む必要がありません。

優先順位を決める順番

  1. 期限超過しているものを確認
  2. 直近期限のタスクを確認
  3. 進捗が止まっている案件を確認
  4. 担当者が重複していないか確認
  5. 必要に応じて個別ガントへ入る

一つのプロジェクト内の更新方法は、ガントチャートで進捗管理する方法で整理しています。

参考資料