違いを比較
| 比較 | ロードマップ | ガントチャート |
|---|---|---|
| 主な目的 | 方向性・優先事項・大きな到達点を共有 | タスク・開始終了・期間・進捗を管理 |
| 詳細度 | 高レベル | 実行タスクまで詳細 |
| 時間の表現 | 四半期・月など大きな単位も多い | 日・週など具体的な期間 |
| 主な読者 | 経営、顧客、関係部門、ステークホルダー | PM、実行チーム、担当者 |
| 更新理由 | 優先順位・方針の変化 | 実作業・日程・進捗の変化 |
Asanaでも、ロードマップは方向性と優先事項を高いレベルで示し、ガントは個々のタスクと期間を詳細に示すものとして区別されています。
ロードマップが向く場面
複数の取り組みを大きなテーマで共有したい
「第3四半期にモバイル改善」「第4四半期に管理機能強化」のように、細かなタスクへ入る前の方向性を示したい場合です。
細かな日程より優先順位を伝えたい
経営・営業・顧客など、実装タスクの詳細より「何を先に進めるか」が重要な相手にはロードマップが分かりやすいことがあります。
ガントチャートが向く場面
実行フェーズへ入った
何を作るかだけでなく、誰が・いつから・いつまで進めるかを決める段階ではガントが役立ちます。
複数タスクの期間を並べて確認したい
設計と実装、レビューと修正などの重なりを同じ時間軸で見る場合です。
ロードマップからガントへ落とす例
ロードマップ上の「管理機能を改善する」という項目を、実行時には次のように具体化できます。
- 対象機能と完了条件を決める
- 必要な画面・API・データ変更を洗い出す
- 設計、実装、確認などのタスクへ分ける
- 開始日・終了日・担当を設定する
- ガントで進捗を更新する
つまり、ロードマップの一項目が、ガントでは複数の実行タスクへ展開されます。
同じ情報を二重管理しない
ロードマップとガントを別々に作る場合でも、内容が矛盾しないようにします。ロードマップでは方針が変わったのに、ガントでは旧計画を進め続けている、といった状態を避けます。
マイルストーンとの違い
マイルストーンは、ロードマップやガントの中で重要な節目を示すために使われる概念です。「リリース」「承認」「納品」など、作業そのものではなく到達点として扱います。詳しくはガントチャートのマイルストーンとはで整理します。
タイムラインとはどう違う?
タイムラインは製品によって意味が異なり、概要共有だけでなく詳細なタスク管理へ使われる場合もあります。ガントとの比較はタイムラインとガントチャートの違いで扱います。