Web制作でガントチャートが役立つ理由

Web制作は、一つの担当者だけで完結しないことが多い仕事です。クライアント確認待ち、素材待ち、デザイン承認、実装、検証など、作業そのもの以外の待ち時間もスケジュールへ影響します。

単なるToDoリストだけではなく、各工程の開始日・終了日と担当を並べると全体像を把握しやすくなります。Web制作専用の工程表やガントチャート形式のテンプレートも公開されています。

Web制作の基本工程例

工程主な作業確認したいこと
要件整理目的・ページ・機能・公開条件の確認完了条件が曖昧でないか
構成サイトマップ・ワイヤー・原稿整理制作対象が確定しているか
デザイン主要画面・下層画面の作成確認日と修正期間があるか
実装HTML/CSS/JavaScript/CMS等デザイン確定との前後関係
確認・修正表示・リンク・フォーム等の確認誰が最終確認するか
公開本番反映・公開後確認公開日時と担当が明確か

案件によって撮影、ライティング、SEO設定、CMS移行、計測タグ、ドメイン切替などを追加します。すべてを同じテンプレートへ無理に入れる必要はありません。

作るときは「制作」と「確認」を分ける

Web制作で予定が崩れやすい原因の一つが、制作期間だけを見積もり、確認・修正期間を別タスクにしていないことです。

たとえば「トップページデザイン 3日」で終わりにせず、必要なら「初稿作成」「確認」「修正」のように分けます。クライアント確認が必要な作業は、確認日をスケジュール上に見える形にしておく方が実務に近くなります。

担当者も工程と一緒に管理する

ディレクター、デザイナー、エンジニア、ライターなど複数人が関わる場合は、各タスクの主担当を決めます。同じ期間に一人へ作業が集中していないかも確認します。

複数案件を同時に進める場合は、個別Web制作ガントだけでなく、複数プロジェクトの進捗管理も合わせて考えると整理しやすくなります。

最初から細かくしすぎない

「ボタン文言修正」「画像1枚差し替え」のような細部まで最初からガントへ登録すると、更新量が増えます。ガントでは工程と期間を管理し、細かな実行タスクはカンバンやチェックリストへ分ける方法があります。

カンバンとガントチャートの違いでは、時間軸と作業状態の使い分けを整理しています。

Web制作のガントを作る手順

  1. 公開日または納期を決める
  2. 必要なページ・成果物を整理する
  3. 工程を大きく分ける
  4. 各工程の開始日・終了日を置く
  5. 確認・修正期間を別に確保する
  6. 担当者を設定する
  7. 定例または変更時に日程・進捗を更新する

一般的な作成方法はガントチャートの作り方、すぐ使える項目構成はガントチャートテンプレートで確認できます。

参考資料